第4回 勝兵塾月例会レポート

塾長挨拶

 冒頭の代表による塾長挨拶では、「今日はイスラエルの大使が来られる。イスラエルは周囲が敵国ばかりの中で、今の日本を取り巻く環境は似ているとも言える。イスラエルは自分の国を戦いながら守ってきた国で、核武装をしているとも言われているが、そのため第5次中東戦争は起こっていない。これはまさに力の論理である。また、稲田朋美さんは小泉チルドレンの生き残りのひとりであるが、日本のサッチャーになれる人材である。自民党は彼女を党首にして次の選挙に臨めば圧勝するはずです。さらに航空学園の梅沢理事長にもお越しいただき、講演をお願いしている。日本のおかしい現状がこのままでいいのか、野田総理になって国会答弁を聞いていると彼のこれまでの考え方はどこにいってしまったのか、政権交代をしていかないとこの2年間売国法案がどんどん可決され、貶められていく」と、本日のメイン講師に触れながら、この先2年間続く民主党政権に対して強い危機感を示されました。

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第3回 勝兵塾月例会レポート

塾長講演

 代表による塾長講演では、「今も昔も世界は情報謀略戦の中にあり、その中に日本もあることを忘れてはならない。この情報謀略戦は、『核を巡る鬩ぎ合い』をキーワードにして見るとわかりやすい。日本もかつて日露戦争では明石大佐が情報謀略戦で共産主義勢力を支援し、革命を促したことが日露戦争の勝利につながっている。その結果、ソ連を中心に共産主義勢力が拡大し、先の大戦末期にはすでに東西冷戦が始まっていた。共産主義の世界制覇に対抗するためアメリカは多額の機密費を費やして開発した原爆を使う必要があり、終戦を模索していた日本の意思を知りながら天皇制の存続をあいまいにしたまま戦争を長引かせた。さらに原爆の使用を正当化するため、硫黄島や沖縄で激戦を作り出し自国の兵士に多数の犠牲を出す必要があったほか、通常兵器との差異を見えなくするために東京大空襲では一晩で通常の空襲ではありえない10万人もの犠牲者を出させたのである。」と、日露戦争から始まったとも言える共産主義の拡大と冷戦を見越したアメリカの原爆開発、硫黄島や沖縄、東京大空襲での多大な犠牲との関係を鋭い視点で解き明かされました。

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