アパ日本再興大賞

本表彰制度は、誇りある祖国である日本の成長発展に資する近現代史、国際関係、政治・政策等の分野における研究を促すとともに、優れた研究成果を広く周知していきたいと考えています。 過去5年以内に発刊された書籍や発表された論文のうち、推薦人による推薦を受けた作品の中から、審査委員によって本大賞の趣旨に照らして最も優れた作品を選定致します。

審査委員ご紹介(敬称略)

主催者

公益財団法人アパ日本再興財団
代表理事
元谷外志雄

審査委員長

東京大学名誉教授
小堀桂一郎

審査委員

報知新聞社 元会長
小松﨑和夫

審査委員

衆議院議員
今村雅弘

審査委員

東京国際大学教授
福井雄三

審査委員

弁護士法人
原田国際法律事務所
代表弁護士
原田義昭

第6回アパ日本再興大賞 受賞作品(敬称略)

大賞
井上 和彦 著
ワック株式会社

『歪められた真実 昭和の大戦 大東亜戦争』

賞金1,000万円 / 副賞 全国ホテル巡りご招待券(1年間有効)
受賞者コメント
ジャーナリスト
井上 和彦

 日本を取り巻く安全保障環境は日に日に厳しさを増しており、そのため政府はようやく防衛費をGDP比2%へと正常化させる政策に転じました。しかしながら真に国を守るためには、これまでの歪められた歴史を正し、国家と先人の名誉を取り戻す必要があります。
 このたび拙著が日本再興大賞という栄誉に浴したことは無上の喜びでありますが、同時にこの栄誉は、現代に生きる我々のために命を賭して戦ってくれた先人のものであると考えております。
 戦後我が国では、GHQによる洗脳政策と歪んだ戦後教育によって、いつしか先人への感謝と顕彰を忘れ、戦前戦中の日本をひたすら批判することがまるで良識人であるかのような言論が幅を利かせてまいりました。さらには、特定の指揮官や武運拙く敗退を余儀なくされた軍事作戦を悪しざまに罵倒する評論が跋扈する現状にあります。
 しかしながら大東亜戦争の真実はそうしたこととは異なるものだったのです。大東亜戦争における個々の戦いを丁寧に検証し、さらにそれらの戦場で実際に戦った数多の将兵にインタヴューしてみると、これまでの定説が嘘で塗り固められたものであることが判明していったのです。
 こうした歪められた歴史を正し、誇りある歴史を後世に残してゆくことは安全保障の問題でもあります。私は、今回の受賞を励みにこれからも歴史の真実を探求し発信してまいる所存です。

アパ日本再興大賞 これまでの受賞作品
(敬称略・お名前50音順)

回数 受賞作品 著者
第6回 大 賞 歪められた真実 昭和の大戦 大東亜戦争(ワック株式会社) 井上 和彦
第5回 優秀賞 「愛国」としての「反日」~奇形の軍民関係を正す~(啓文社書房) 小幡 敏
優秀賞 江戸幕府の北方防衛~いかにして武士は「日本の領土」を守ってきたのか~(ハート出版) 中村 恵子
第4回 大 賞 戦うことは「悪」ですか サムライが消えた武士道の国で、いま私たちがなすべきこと(扶桑社) 葛城 奈海
第3回 優秀賞 日本と世界を騙しに騙した中共の正体-支那事変から武漢肺炎まで(ハート出版) 落合 道夫
優秀賞 世界最強だった日本陸軍 スターリンを震え上がらせた軍隊(PHP文庫) 福井 雄三
第2回 優秀賞 大東亜戦争 日本は「勝利の方程式」を持っていた!(ハート出版) 茂木弘道
優秀賞 対談・吉田茂という反省 憲法改正をしても、吉田茂の反省がなければ何も変わらない(自由社) 阿羅健一・杉原誠四郎
第1回 大 賞 日本は誰と戦ったのか コミンテルンの秘密工作を追求するアメリカ(KKベストセラーズ) 江崎道朗
特別賞 天皇の平和 九条の平和 安倍時代の論点(産経新聞出版) 小川 榮太郎
特別賞 誇りある日本文明(青林堂) 高田 純